Riz et Viande 日々是甘味

東京・パリ。ひねもす読書人間のフランス移住日記

riz au lait nature - La Fermière(お米のデザート)

フランスのスーパーに並ぶお菓子は変化が少ない。セーヌ沿いを昼休みにジョギングしている紳士が子供の頃からラインナップは変わらないと言ってもいいくらいで、実際、週毎に新商品が出るような日本と比べると棚では定番商品が幅を利かせている。

お店の仕入れ状況による(ほんとに、これに尽きる)棚の変化もそこそこありつつ全体でかなりの種類があって、特にチルドコーナーのカップデザート類はなかなかの品揃えなのが甘党に嬉しい。いつもシャレオツパティシエデザートばっかり食べているわけにはお財布事情が許さないのだ。

これは少しずつ試していけばそのうち制覇できるかな?と、まずは定番中の定番 "Le riz au lait" というお米のデザートを本日のおやつに。十字軍の時代からあると言う牛乳と砂糖でお米を煮たもので、今は冷やして食べるのが主流なのかな。

 

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今回は "la fermière" のベーシックなもの。ガラスのヨーグルトケースにクラシックな雰囲気のパッケージに惹かれて手に取ったのだけど特に老舗というわけではなかったので逆に期待できる、と思ったらこれが当たり。以前食べた時はひと口でゴメンナサイしてしまったけどこちらはクリームが中々美味しく「米が甘い!」の違和感に引きずられずに最後のひとすくいまで行けて満足。かなり量が多くて難儀したけど。

というのも le riz au lait はものすごくお腹にたまる(クリームとお米だから…)。"BOSS" というブランドの缶詰が昔からあって、それは「缶切りとスプーン1本ですぐ食べられるインスタント食品」感覚の人もいるらしい。さすがにそれは無理だけど、そのうちできるようになってしまうかもしれない予感もあったりなかったり。

 

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ごちそうさまでした。

 今度は何を食べようか。