Riz et Viande 日々是甘味

東京・パリ。ひねもす読書人間のフランス移住日記

2015-01-01から1年間の記事一覧

«Champignon de Paris» マッシュルームを買う。

東京では気軽に手を出しにくかったブラウンマッシュルームも日常に使う食材扱い。この日はふっくら大きなものが山盛りで1ユーロ(ちょっと前までは2ユーロくらいしてた)というので即買い。 白くても茶色くてもどちらが特別とかはなく、同じマッシュルーム(…

ラマダン、十人十色

一昨日からラマダンが始まった。フランスに住んでいるとラマダンは日本の梅雨のような季語として、風物詩的な感覚でもって耳目に入ってくる。(もちろん、当事者のムスリムの人々にとって非常に重要な宗教行事の一つであることは承知の上で。)最近は真面目…

Mousse au chocolat aux œufs frais - Bonne Maman(ムース オ ショコラ)

本日のおやつはフランスのスーパーで買えるカップデザートその三。 みんな大好きボンヌママン(Bonne Maman)のジャム…ではなくデザートシリーズのムース オ ショコラ <mousse au chocolat aux œufs frais> 。 小さなカップ(47g)が4個セットでだいたい2.8€くらい。とても軽い。プラ容器だから</mousse>…

«Oignon nouveau» フランスの新玉ねぎ(赤)を買う。

本日のマルシェ野菜は、«Oignon nouveau» いわゆる新玉ねぎ(赤)。フランスでは新玉ねぎに限らず葉を切り離さないで売られていることが多く、実と葉それぞれの部位をどうやって食べるのかを考えるのは割に楽しい行為だったりする。そしてこの新玉ねぎ、実際…

Petit-suisse まるでチーズケーキ。

今日のおやつはなんだろな、ということでフランス生まれのフレッシュチーズ、Petit-suisse(プチ・スイス)を。 フランスではとてもポピュラーなデザートチーズで、一食分(60g)にパック分けされた6連パックが1.5〜3ユーロ程度でスーパーのチルドコーナーに…

ボブン(Bo-Bun)、フランスのお気に入り

フランスに来て、また好きな料理がひとつ増えた。フランスのとてもカジュアルなヴェトナム料理、ボブン(Bo-bun)だ。 こちらに来てからというもの日本食を恋しく思うこともなく食生活に馴染んでいる。といっても、アジアからの移住者も多いフランス、中華街…

買い物の楽しみ

«Est-ce qu’il y a vraiment tant d’atmosphères dans les romans d’Agatha Christie ? ...Guidé par une main de fer, on fait comme devant toutes les autorités abusives ...On se fait sa cuisine, et on la trouve délicieuse. » ※ 慎重に検討中の買い…

ヒジャブとiPhone

フランスにはムスリムの人々が多く住んでいる。人口のおよそ8%を占めているようで、パリとその近郊は特に多い。ヒジャブと呼ばれる布で頭部を覆い、足首まで隠す長さのワンピースをまとった老若の女性と日々すれ違う。 ヒジャブも人により様々な布を様々な方…

天気が読めない

ここのところ、晴れと曇りと雨と雷のまじった全部載せといった風情の天気が続いている。Météo France のアプリに表示されるお天気マークはどう見ても不吉。晴れ晴れとした午前の後に曇り時々通り雨とおまけで雷。 我が家の愛すべき隣人、管理人カルロスと愛…

心が躍る

「明るくなってきたので、今度はアペロしましょうね!」 先日、友人からもらったメールの最後の一文にあった「アペロ」。一体なんのことかとちょっと調べたら、ああ、あれね、と。要は、ワインと軽食とでわいわいやること。"Apéritif"(食前酒)を略して "Ap…

riz au lait nature - La Fermière(お米のデザート)

フランスのスーパーに並ぶお菓子は変化が少ない。セーヌ沿いを昼休みにジョギングしている紳士が子供の頃からラインナップは変わらないと言ってもいいくらいで、実際、週毎に新商品が出るような日本と比べると棚では定番商品が幅を利かせている。 お店の仕入…

到着した日のこと。

東京での諸事を忙しなく片付けて、気が付いたら機上の人となりあっという間にフランスの玄関口に到着した日のことがつい昨日だったか一昨日だったか記憶は日々あやふやになっているのだけれど、とにかくこの日は大振りの雨に降られたこと、駅の階段でやたら…